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Eagles「Hotel California」歌詞和訳|イーグルス「ホテル・カリフォルニア」

歌詞和訳「Hotel California」

今回の記事では、Eagles(イーグルス)の

  • Hotel California(ホテル・カリフォルニア)

の歌詞和訳をしたいと思います。

高校生の頃に、英語の先生が紹介していたのをずっと覚えていた曲。

歌詞もメロディもすごく印象的。

Eagles(イーグルス)って?

Eagles(イーグルス)は、1971年にデビューしたアメリカのロック・バンドである。

70年代のウェスト・コースト・ムーブメントを原点とし、アメリカ西海岸を拠点に活動。

1976年に代表アルバム「ホテル・カリフォルニア」をリリース。

その後、アルバム『ロング・ラン』も全米1位のヒット作を記録するが、1982年人気絶頂期にバンドを解散せる。

1994年に再結成、その後今に至る。

トータルセールスは1億5000万枚を超える、まさに世界が認めるビッグバンドである。

Hotel California(ホテル・カリフォルニア)という曲について

「ホテル・カリフォルニア」 (Hotel California) は、イーグルスのアルバム

  • 『ホテル・カリフォルニア』のタイトル曲

としてリリースされた。

1976年に作詞作曲され、その後70年代のアメリカン・ロックを代表する1曲となった。

イーグルスがビルボード誌全米チャート第1位を獲得したのは

  • 「我が愛の至上」
  • 「呪われた夜」
  • 「ニュー・キッド・イン・タウン」

に続いて4作目である。

日本では1984年〜1985年に日産・サニー(B11型)のCMソングだったことでもよく知られている。

1人の男が1度訪れた快楽の園(ホテル・カリフォルニア)から去ることができない…

というストーリー仕立てになっており、その解釈も様々。

時を経ても色あせない名曲。

Hotel California(ホテル・カリフォルニア)の歌詞

On a dark desert highway, cool wind in my hair
Warm smell of colitas, rising up through the air
Up ahead in the distance, I saw a shimmering light
My head grew heavy and my sight grew dim
I had to stop for the night

There she stood in the doorway
I heard the mission bell
And I was thinking to myself
‘This could be heaven or this could be Hell
Then she lit up a candle and she showed me the way
There were voices down the corridor
I thought I heard them say

Welcome to the Hotel California
Such a lovely place (such a lovely place)
Such a lovely face
Plenty of room at the Hotel California
Any time of year (any time of year) you can find it here

Her mind is Tiffany-twisted, she got the Mercedes bends
She got a lot of pretty, pretty boys, that she calls friends
How they dance in the courtyard, sweet summer sweat
Some dance to remember, some dance to forget

So I called up the Captain
‘Please bring me my wine
He said, “we haven’t had that spirit here since nineteen sixty-nine
And still those voices are calling from far away
Wake you up in the middle of the night
Just to hear them say”

Welcome to the Hotel California
Such a lovely place (such a lovely place)
Such a lovely face
They livin’ it up at the Hotel California
What a nice surprise (what a nice surprise), bring your alibis

Mirrors on the ceiling
The pink champagne on ice
And she said, ‘we are all just prisoners here, of our own device
And in the master’s chambers
They gathered for the feast
They stab it with their steely knives
But they just can’t kill the beast

Last thing I remember, I was
Running for the door
I had to find the passage back to the place I was before
‘Relax’ said the night man
‘We are programmed to receive
You can check out any time you like
But you can never leave!

Hotel California(ホテル・カリフォルニア)の歌詞和訳

夜の砂漠のハイウェイで

髪をなでる冷たい風

コリタスのあたたかい香りが

あたりに立ち込めていて

行く手の先 遠くの方に

ちらちら輝く 灯りが見えた

頭は重くなり、視界はぼやけて

俺はどこかで夜を過ごさなければならなかった…

そこでは彼女が入り口に立っていた

礼拝の鐘の音が聞こえた

俺は、自分に問いかけた

”こいつは天国かもしれねぇし、地獄かもしれねぇ””

そしたら彼女はキャンドルを灯し、俺に道を示した

廊下の向こうから声がした

それが、こう言ってるように俺には聞こえたんだ

“ようこそ ホテルカリフォルニアへ

とても素敵な場所よ

とても素敵な外観でしょう

たくさんの部屋を ホテルカリフォルニアは用意して

年中いつだって

あなたの訪問をお待ちしております”

彼女の心は間違いなく歪んだティファニー、まるで「メルセルベンツ病」患者さ

山ほど素敵な彼氏がいるけど みんな友達って呼んでる

中庭で踊ってるヤツもいる 甘い夏の汗かいて

踊りを覚えてるヤツもいれば 忘れちまってるヤツもいる

だから俺は、責任者を呼んだんだ

「ワインを持ってきてくれないか」

彼は言った

「うちにはそのお酒は(スピリット)は置いておりません…1969年から」

まだ あの声が遠くから聞こえてくる

真夜中にアンタが目覚めると

こう聞こえるんだよ

“ようこそ ホテルカリフォルニアへ

とても素敵な場所よ

とても素敵な外観でしょう

彼らはホテルカリフォルニアを心から楽しんでるわ

なんて素敵な驚きかしら

アリバイを作ってきなさい

天井の鏡

氷の中のピンクシャンパン

それから彼女は言った

”私たちはみんな、ここの囚人よ 自らに囚われた

支配人の部屋に

宴のためにみんなが集まった

彼らは鋭いナイフで刺してるけど

獣を殺すことはできないんだ

最後に覚えているのは 俺が

ドアに向かって走っていたこと

元居た場所に戻るための道を探さないといけなかった

「落ち着きな」と警備員が言った

「私たちは受け入れるようになってるんです

あなたはいつだって 好きなときにチェックアウトできます

でも絶対に出られないんですよ!”

和訳チェックポイント(単語の意味・文法など)

最初から見ていくと

On a dark desert highway, cool wind in my hair
Warm smell of colitas, rising up through the air
Up ahead in the distance, I saw a shimmering light
My head grew heavy and my sight grew dim
I had to stop for the night

夜の砂漠のハイウェイで

髪をなでる冷たい風

コリタスのあたたかい香りが

あたりに立ち込めていて

行く手の先 遠くの方に

ちらちら輝く 灯りが見えた

頭は重くなり、視界はぼやけて

俺はどこかで夜を過ごさなければならなかった…

途中で出てくる単語

  • colitas「コリタス」
  • =砂漠に育つサボテンの一種
  • =マリファナの隠語

である。

  • shimmer「ちらちら光る、かすかに光る」
  • in the distance「遠方に」

状況的に

  • My head grew heavy and my sight grew dim

とあることから、この男がクスリをしていることが推測される。

以下、トリップ中の男が見た夢か幻か「ホテル・カリフォルニア」が登場する場面。

There she stood in the doorway
I heard the mission bell
And I was thinking to myself
‘This could be heaven or this could be Hell
Then she lit up a candle and she showed me the way
There were voices down the corridor
I thought I heard them say

そこでは彼女が入り口に立っていた

礼拝の鐘の音が聞こえた

俺は、自分に問いかけた

”こいつは天国かもしれねぇし、地獄かもしれねぇ””

そしたら彼女はキャンドルを灯し、俺に道を示した

廊下の向こうから声がした

それが、こう言ってるように俺には聞こえたんだ

魅惑的な女と、教会の鐘の音という2つの要素から

  • 天国か果たして地獄か

と男は考える。

そんな男に女は道を示し、廊下から声が聞こえてくる(=おそらくクスリによる幻聴)

  • I heard them say

は知覚動詞「hear」の後に「人」と「動詞の原形」が続いている。

「them」が指すのは「voices」なので

  • それ(声)が、こう言ってるように俺には聞こえたんだ

と訳した。

さて以下、その内容が続く。

Welcome to the Hotel California
Such a lovely place (such a lovely place)
Such a lovely face
Plenty of room at the Hotel California
Any time of year (any time of year) you can find it here

“ようこそ ホテルカリフォルニアへ

とても素敵な場所よ

とても素敵な外観でしょう

たくさんの部屋を ホテルカリフォルニアは用意して

年中いつだって

あなたの訪問をお待ちしております”

まず

  • such a「とても~な」

の部分で「face」の訳に悩んだ。

これを純粋に「顔」と訳している人もいるが、ここではホテルカリフォルニアの外観(表から見える上っ面の雰囲気)を指してると考えた。

ほら、素敵な場所でしょう…と表面だけを見せているような感じ。

Her mind is Tiffany-twisted, she got the Mercedes bends
She got a lot of pretty, pretty boys, that she calls friends
How they dance in the courtyard, sweet summer sweat
Some dance to remember, some dance to forget

彼女の心は間違いなく歪んだティファニー、まるで「メルセルベンツ病」患者さ

山ほど素敵な彼氏がいるけど みんな友達って呼んでる

中庭で踊ってるヤツもいる 甘い夏の汗かいて

踊りを覚えてるヤツもいれば 忘れちまってるヤツもいる

ここは和訳の難しい部分である。

こちらの質問記事を参考にして、訳を考えた。

まず

  • Tiffany-twisted「歪んだティファニー」

というのは比喩であり「definitely(間違いなく、明らかに)」と韻を踏んでいる。

単純に

  • 彼女の心は間違いなく歪んでいる

という具合に、女の悪趣を非難しており「ティファニー」にかけることで

  • 高価な宝石に目がくらみ心歪んでる様子

を仄めかしている。

※ティファニーはニューヨーク発祥の高級宝石ブランド

同様に

  • she got the Mercedes bends

の「bends」は「減圧症(高圧環境下で血液や組織中に溶けていた窒素が、気泡をつくる症状)」を意味し、かつ「メルセルベンツ」と韻を踏んでいる。

これもティファニーの例と同様

  • メルセルベンツのような高価な車に執着してる

一種の病のように、高価な車を愛し所有する女のさまを表してるといえるだろう。

その様を皮肉的に「メルセルベンツ病」と「」に括り、訳した。

  • How they dance

の「How」は「こんなヤツもいるんだ」という具合に強調・感嘆を表す「How」と解釈した。

So I called up the Captain
‘Please bring me my wine
He said, “we haven’t had that spirit here since nineteen sixty-nine
And still those voices are calling from far away
Wake you up in the middle of the night
Just to hear them say”

だから俺は、責任者を呼んだんだ

「ワインを持ってきてくれないか」

彼は言った

「うちにはそのお酒は(スピリット)は置いておりません…1969年から」

まだ あの声が遠くから聞こえてくる

真夜中にアンタが目覚めると

こう聞こえるんだよ

ここでは「spirit (スピリット)」を「(蒸留)酒」と「魂」にかけてることで有名。

  • 1969年から

という部分に関しては

  • 当時のロック界を揶揄している

と言われることが多いです。

60年代のロック界は、ビートルズやジミヘンなど創造的で非商業的なものだった。

が、前述の「メルセルベンツ病」といった具合にロックというものが

  • 大衆化商業化されていく様

を嘆いているという解釈が一般的。

1969年を指しているのは

  • 「ウッド・ストック」

という伝説のロックフェスが華々しい成功をおさめた年であり、かつその年の最後に

  • オルタモントの悲劇

と呼ばれる出来事(準備不足のイベントによる混乱で計4人の死者が出た野外ライブ)でロック界が幕を閉じることになったから。

当然「wine」と「nine」で韻を踏んでいるという理由もあるだろう。

Welcome to the Hotel California
Such a lovely place (such a lovely place)
Such a lovely face
They livin’ it up at the Hotel California
What a nice surprise (what a nice surprise), bring your alibis

“ようこそ ホテルカリフォルニアへ

とても素敵な場所よ

とても素敵な外観でしょう

彼らはホテルカリフォルニアを心から楽しんでるわ

なんて素敵な驚きかしら

アリバイを作ってきなさい

サビの繰り返し

  • live it up「人生を楽しむ」

アリバイをもって…ということは、やはり快楽を貪れるものの隠匿すべき場所だということを暗示している。

Mirrors on the ceiling
The pink champagne on ice
And she said, ‘we are all just prisoners here, of our own device
And in the master’s chambers
They gathered for the feast
They stab it with their steely knives
But they just can’t kill the beast

天井の鏡

氷の中のピンクシャンパン

それから彼女は言った

”私たちはみんな、ここの囚人よ 自らに囚われた

支配人の部屋に

宴のためにみんなが集まった

彼らは鋭いナイフで刺してるけど

獣を殺すことはできないんだ

悩んだのは

  • of our own device

という部分の「device」これは「装置」というより「考案物」の意。

つまり

  • 自分自身で勝手に作り上げたもの

に自ら囚われてる囚人だということ。

  • stab「刺す」

欲望の一種である食欲を満たそうと、ナイフを立てる。

だが、その欲の対象である獣を殺せてはいない(逆に欲に喰われる立場にある)…ということ。

Last thing I remember, I was
Running for the door
I had to find the passage back to the place I was before
‘Relax’ said the night man
‘We are programmed to receive
You can check out any time you like
But you can never leave!

最後に覚えているのは 俺が

ドアに向かって走っていたこと

元居た場所に戻るための道を探さないといけなかった

「落ち着きな」と警備員が言った

「私たちは受け入れるようになってるんです

あなたはいつだって 好きなときにチェックアウトできます

でも絶対に出られないんですよ!”

この場から逃げようとする男の様子、そして最後の警備員のセリフに続きを想像させる終わり。

和訳してみた感想

曲であるにもかかわらず、まるで1つの物語を訳しているような感覚に陥った。

なんというか冒頭から、すでに非常に映画的というか。

すごく絵になる、想像力の刺激される歌詞。

私自身は90年代生まれなので、60年代も70年代もそれどころか80年代すら知らない世代である。

当時(60年代)のロックはどのようなものだったのか…

そして70年代は…?

それらは知識によって時の壁を無理やり超えることでしか、想像することができない。

なんだか少し損をした気分になった。

ちなみに「ホテルカリフォルニア」は現在「Amazonプライムミュージック」で聞くことができる。

昔の曲を色々聞けるのはありがたい。