今回紹介するのは
- absurd(アブサード)
という単語の語源や上手な覚え方についてです。
あまり考えたことがないかもしれませんが、実は結構面白い語源をもつ単語の1つなんですよ。
ぜひ英語学習の息抜きとして、参考にしてください。
[sc name="information about accent"]
absurdの意味は?
absurdという単語の意味は
- 「不条理な」「ばかげた」
です。
イメージとしては「常識ではありえないぜ?」という理不尽さを表すような単語になります。
absurdの語源は?
absurdの語源は
- ab -(離れてaway)
- surd (耳・音が聞こえない)
です。
つまり
- 耳が聞こえないかのように話が通じない
- ⇒「馬鹿な」「常識外れな」
という派生になります。
これは、ラテン語の「surdus(耳・音が聞こえない)」という単語が語源となっています。
ちなみに受験では出てきませんが
- 「surd」は英単語で「無理数」
の意味をもちます。
「無理数」というのは
実数のうち、分数の形では表せないもの。 √2や π (円周率)など
のことです。
つまり分数で綺麗に表すことができない数字…
「耳を貸さない」ような分からず屋の数字、というイメージなんですね。
似たような意味をもつ単語は?
「absurd」の他にも、英語には
- stupid(愚かな)
- ridiculous(ばかばかしい)
といった似た意味をもつ単語があります。
この3つの単語は、一体なにが違うのでしょうか?
簡単にまとめると
- "Stupid" =さらっと相手を罵るニュアンス
- "Ridiculous" =滑稽だ!と笑いを誘うイメージ
そして今回扱った「absurd」は
- "Ridiculous"よりも冷ややかでキツイ
- 「不条理」な「ばかばかしさ」を訴えるイメージ
になります。
ちなみに"Ridiculous"は受験単語の1つです。
ハリー・ポッターの魔法の呪文
「リディクラス ばかばかしい」
で覚えてしまいましょう。
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単語を覚えるときは、差別化しつつ似た意味をもつ単語を一気に覚えてしまうと楽。
他にも
- foolish:分別が足りない「バカな」
- dumb:のろまな「バカ」
- silly:子供っぽくて「くだらない」
といった単語もあります。
この機会にぜひ、覚えておくことをおすすめします。