今回紹介するのは
- affluent(アフルエント)
という単語の語源や意味、わかりやすい覚え方についてです。
よろしければ英語学習の参考にしてください。
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affluentの意味は?
affluentという単語の意味は
- 裕福な
- 豊富な
です。
おすすめの覚え方は、ゴロ合わせです。
溢れんと(affluent)ばかりの
「豊かさ」
これで覚えてしまいましょう!
affluentの語源は?
affluentの語源は
- af(ad- toの意)
- +flu(流れる)
- +-ent(性質・状態を表す形容詞語尾)
- ⇒よどみなく富が流れていくイメージ
- ⇒「裕福な」「豊富な」
となります。
ラテン語 のfluere「流れる」が語源の核になっていますね。
私の中では、石油王が大金をナイトプールで大量にばらまいて、優雅に笑ってるようなイメージです。
同じ語源をもつ単語は?
「affluent」と同じ語源を持つ単語もみてみましょう。
注目するのは「flu」(流れる)の部分です。
fluently
この単語は
- fluently
- =流暢に
- =スラスラと
という意味です。
My brother speaks English fluently.
といった具合に、英会話でも利用することができると思います。
- 「flu」(流れる)
- +「ent」(ような)
- +「ly」(副詞化)
という派生になっています。
外国語をすらすら流れるように話している、そんな様子を表すのに便利ですね。
influence
ほかには
- influence
- =「影響」
- =「影響を与える」
も同じ語源を持っています。
- in(中に)
- +flu(流れる)
- +-ence(抽象性)
というつくりです。
内側にぐわっと流れ込んで、中から「影響を与える」ようなものを表すんですね。
SNSで影響力をもつ人を今の時代は
と呼んだりしますよね。
これは「influence(影響)」に人を表す「-er」を付けた単語ですね。
影響を与える人、という意味です。
(決して「インフルエンザ」ではありません)
ちなみにインフルエンザ(influenza)という病名が、このinfluenceという単語と似ているのは、決して偶然ではないんですよ。
インフルエンザは、そもそも16~17世紀のイタリアで生まれた病です。
当時は医学的知識に乏しく、医者の代わりに占星術師たちが、
- 「この病の原因は、冬の寒気や星の動きの影響だ」
と考えたそうなんです。
そのため
- イタリア語の「影響」
- =「influenza(インフルエンツァ)」
がこの病の名称になったんです。
ちなみに略称で「flu」はインフルエンザの意ですから
I got the flu. (インフルエンザにかかった)
と使用することができます。
ほかにも「流れ」を派生にもつ単語としては
- fluid「液体」
- flush「水を流す(洗う)」
- flux「潮の流れ」
といった単語がありますね。