洋楽日和

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『Animals』Maroon5 歌詞和訳|『アニマルズ』マルーン5

今回の記事では、Maroon 5(マルーン5)

  • Animals(アニマルズ)

の歌詞を和訳したいと思います。

まるで動物のように反理性的に、君を追い詰めて生きたまま喰らいたいと歌っているサディスティックな内容の曲です。

MVではボーカルのアダム・レヴィーンが、血まみれのストーカーを演じています。

(アダムが追いかけてる女性は、彼の実の妻)

Maroon 5(マルーン5)って?

Maroon 5(マルーン5)は、1994年から4人組バンド「カーラズ・フラワーズ」(Kara's Flowers)として活動を開始。

5人編成になった2001年から「マルーン5」(Maroon5)と改名した。

2002年(日本では2003年)1stアルバム『ソングス・アバウト・ジェーン』(Songs About Jane)がロング・セラーとなり『第47回グラミー賞』最優秀新人賞を受賞。

ちなみにバンド名の由来はトップ・シークレットで、メンバーは決して口外しないという。

現在は5人ではなく、7人体制で活動中。

Animals(アニマルズ)という曲

Animals(アニマルズ)は、2014年にリリースされたマルーン5の5thアルバム「V(ファイブ)」に収録されてる1曲。

シングルリリースもされた。

PVに出演してるのはボーカルのアダム・レヴィーンとその妻である。

血まみれの肉屋が、一目ぼれした女性をストーキングしているという内容で批評家から酷評されたとのこと。


www.youtube.com

Animals(アニマルズ)の歌詞

Baby I'm preying on you tonight
Hunt you down eat you alive
Just like animals
Animals
Like animals-mals

Maybe you think that you can hide
I can smell your scent for miles
Just like animals
Animals
Like animals-mals
Baby I'm

So what you trying to do to me
It's like we can't stop, we're enemies
But we get along when I'm inside you, eh
You're like a drug that's killing me
I cut you out entirely
But I get so high when I'm inside you

Yeah, you can start over you can run free
You can find other fish in the sea
You can pretend it's meant to be
But you can't stay away from me
I can still hear you making that sound
Taking me down rolling on the ground
You can pretend that it was me
But no, oh

Baby I'm preying on you tonight
Hunt you down eat you alive
Just like animals
Animals
Like animals

Maybe you think that you can hide
I can smell your scent for miles
Just like animals
Animals
Like animals-mals
Baby I'm

So if I run it's not enough
You're still in my head forever stuck
So you can do what you wanna do, eh
I love your lies I'll eat 'em up
But don't deny the animal
That comes alive when I'm inside you

Yeah, you can start over you can run free
You can find other fish in the sea
You can pretend it's meant to be
But you can't stay away from me
I can still hear you making that sound
Taking me down rolling on the ground
You can pretend that it was me
But no, oh

Baby I'm preying on you tonight
Hunt you down eat you alive
Just like animals
Animals
Like animals-mals

Maybe you think that you can hide
I can smell your scent for miles
Just like animals
Animals
Like animals-mals
Baby I'm

Don't tell no lie, lie, lie, lie
You can't deny-ny-ny-ny
The beast inside-side-side-side
Yeah yeah yeah

No girl don't lie, lie, lie, lie (no girl don't lie)
You can't deny, ny-ny-ny (you can't deny)
The beast inside-side-side-side
Yeah, yeah, yeah

Yo
Whoa
Whoa
Just like animals
Animals
Like animals-mals
Just like animals (yeah)
Animals (yeah)
Like animals-mals (yeah)
Ow

Baby I'm preying on you tonight
Hunt you down eat you alive
Just like animals
Animals
Like animals-mals

Maybe you think that you can hide
I can smell your scent for miles
Just like animals
Animals
Like animals-mals
Baby I'm

Don't tell no lie, lie, lie, lie
You can't deny-ny-ny-ny
The beast inside-side-side-side
Yeah yeah yeah

No girl don't lie, lie, lie, lie (no, girl don't lie)
You can't deny-ny-ny-ny (you can't deny)
The beast inside-side-side-side
Yeah, yeah, yeah

Animals(アニマルズ)の歌詞和訳

ベイビー 今夜は君を狩りにゆく

生け捕りにして 食べてしまおう

まるで動物のように 動物のようにね

多分 思ってるだろ 隠れられるって

どんなに遠くからでも 君の匂いはわかるんだ

まるで動物のように 動物のようにね

ベイビー 僕はね…

さて君は 僕に何するつもりかな?

止められないみたいだ 僕たち敵同士なのさ

でも仲良くやれるよ 僕が君の中に入ればね

まるで僕を苦しませるドラッグみたいだな

完全に断ち切ったとしても

すぐハイになるんだ 君の中に入るとね

そう 君はやり直せる どこへでも行ける

海の中で他の魚を見つられるよ

そういう運命なんだってフリもできる

でも僕からは離れられない

まだ聞こえる 君があの音を立てるのが

押し倒し 地面に引き摺り回しながら

まるで それは僕だったかのようなフリもできる

でも 違うんだ…

サビ繰り返し

走っても 駄目なのさ

まだ君が頭の中にいる 永遠に居座って

だから君がしたいこと何でもできるよ

君の嘘なら愛して 飲み込むけど

拒まないで この動物を

君の中にいるとき目覚めてしまうコイツを

サビ繰り返し

嘘は言わないで

君は否定できないさ

内なる動物を

そう 嘘はダメなんだ

君は否定できないよ

内なる動物を

まるで動物みたいに 動物のように

まるで動物みたいに 動物のように

サビ繰り返し

和訳チェックポイント(単語の意味・文法など)

以下、和訳のチェックポイントをまとめておく。

まず

Baby I'm preying on you tonight

ベイビー 今夜は君を狩りにゆく

Hunt you down eat you alive

生け捕りにして 食べてしまおう

Just like animals
Animals
Like animals-mals

まるで動物のように 動物のようにね

Maybe you think that you can hide

多分 思ってるだろ 隠れられるって

I can smell your scent for miles

どんなに遠くからでも 君の匂いはわかるんだ

Just like animals
Animals
Like animals-mals

まるで動物のように 動物のようにね

Baby I'm

ベイビー 僕はね…

単語は

  • prey「狩る」
  • hunt down「追い詰める」
  • eat ~ alive「生きたまま食べる」
  • hide「隠れる」
  • scent「香り」

である。

曲のタイトルでもある「Animals」に関しては、あくまで「獣(beast)」ではなく「動物」と訳した。

人間を含む、あらゆる「動物」がもっている本能としての性的欲求、残虐性に自ずから従うといったニュアンスで捉えた。

So what you trying to do to me

さて君は 僕に何するつもりかな?

It's like we can't stop, we're enemies

止められないみたいだ 僕たち敵同士なのさ

But we get along when I'm inside you, eh

でも仲良くやれるよ 僕が君の中に入ればね

You're like a drug that's killing me

まるで僕を苦しませるドラッグみたいだな

I cut you out entirely

完全に断ち切ったとしても

But I get so high when I'm inside you

すぐハイになるんだ 君の中に入るとね

単語は

  • It's like「~みたいだ」
  • enemy「敵」
  • get along「仲良くする」
  • entirely「完全に」

である。

「when I'm inside you」は性行為の仄めかしである。

お互いに敵同士だが、君が僕を受け入れて交われば仲良くやれるという意。

「I cut you out」はドラッグのように中毒性の高い君を「断ち切る」という流れ、だが結局は繰り返し君と体を重ねることを求めてしまう(=そしてハイになる)ということ。

Yeah, you can start over you can run free

そう 君はやり直せる どこへでも行ける

You can find other fish in the sea

海の中で他の魚を見つられるよ

You can pretend it's meant to be

そういう運命なんだってフリもできる

But you can't stay away from me

でも僕からは離れられない

I can still hear you making that sound

まだ聞こえる 君があの音を立てるのが

Taking me down rolling on the ground

押し倒し 地面に引き摺り回してるんだ

You can pretend that it was me
But no, oh

そうやって僕を倒したフリできても

でも 違うのさ…

単語は

  • start over「やり直す」
  • run free「逃げる」
  • pretend「フリをする」
  • it's meant to be「~な運命である」
  • stay away「離れる」

である。

You can find other fish in the sea

海の中で他の魚を見つられるよ

という部分は、君ならすぐに(海の中で仲間を見つける魚のように)すいすいと他の男を見つけられるという意。

しかし、どうしたって僕からは逃れることはできない。

そんな僕を倒そうとして、君は必至で

Taking me down rolling on the ground

押し倒し 地面に引き摺り回してるんだ

しかし、それは僕じゃない(=倒したつもりになってるだけ)という流れで

You can pretend that it was me
But no, oh

そうやって僕を倒したフリできても

でも 違うのさ

と意訳した。

訳してみた感想

ということで今回は、マルーン5の

  • Animals(アニマルズ)

を訳してみました。

この曲は、アルバムの中で一番気に入っていて何度もヘビロテしていました。

が、改めて歌詞を和訳するとなかなかサイコな曲ですね。

歌詞の内容では(性行為が仄めかされている点から)恋人相手のサディスティックなラブソングとして捉えるのが自然かと思います。

が、MVは一目ぼれした女性にストーキングしてる男が主役になっており、普通に怖いです。

ちなみにこのMVは

如何なる人物であれ、ストーカー行為とロマンスを混同してはならない

として批評家から痛烈な批判を受けたそうです。

アダム・レヴィーンの性癖(?)なのか、マルーン5は案外に変態チックなMV多いですよね。

Misery」のMVとか見ながら爆笑してしまいました。

(サディスティックな彼女に、ドMな男が何度も殺されかける内容)

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「Wake Up Call」も彼女の浮気現場に踏み込んで、相手の男を殺してしまうというMVでした。

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その一方で、同アルバムに収録されてる「Sugar」のような爽やかな曲もうまいんですよね。

この引き出しの多さが、マルーン5の魅力なのかなと個人的には思うものがあります。

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