今回はShawn Mendes(ショーン・メンデス)の
- In My Blood(イン・マイ・ブラッド)
「in my blood」という言葉は
- 僕の血筋
- =本来もつ性格・気質
But I just can'tと必死に奮起する様が描かれています。どうしてもできないんだ
It isn't in my blood
僕はそういう性分じゃないんだ
Shawn Mendes(ショーン・メンデス)とは
Shawn Mendes(ショーン・メンデス)は、1998年生まれカナダトロント出身のシンガーソングライター、ファッションモデルである。2013年から動画サイトVine、YouTubeなどにヒット曲をカバー動画をアップし始める。
わずか1ヶ月で100万回以上の視聴回数を獲得。
その後、レコード契約を結び2014年にデビューシングル『Life of the Party』をリリースした。
2015年ファースト・アルバム『Handwritten』をリリース。
2016年に2ndアルバム『Illuminate』を、2018年に3rdアルバム『Shawn Mendes』を発表した。
In My Blood(イン・マイ・ブラッド)という曲
In My Blood(イン・マイ・ブラッド)は、3rdアルバム『Shawn Mendes』に収録されている楽曲。日本でも、2019年にHonda「オデッセイ」CMソングとして起用された。
In My Blood(イン・マイ・ブラッド)の歌詞
Help me, it's like the walls are caving in
Sometimes I feel like giving up
But I just can't
It isn't in my bloodLaying on the bathroom floor, feeling nothing
I'm overwhelmed and insecure, give me something
I could take to ease my mind slowly
Just have a drink and you'll feel better
Just take her home and you'll feel better
Keep telling me that it gets better
Does it ever?Help me, it's like the walls are caving in
Sometimes I feel like giving up
No medicine is strong enough
Someone help me
I'm crawling in my skin
Sometimes I feel like giving up
But I just can't
It isn't in my bloodIt isn't in my blood
I'm looking through my phone again, feeling anxious
Afraid to be alone again, I hate this
I'm trying to find a way to chill, can't breathe, oh
Is there somebody who couldHelp me, it's like the walls are caving in
Sometimes I feel like giving up
No medicine is strong enough
Someone help me
I'm crawling in my skin
Sometimes I feel like giving up
But I just can't
It isn't in my bloodIt isn't in my blood
I need somebody now
I need somebody now
Someone to help me out
I need somebody nowHelp me, it's like the walls are caving in
Sometimes I feel like giving up
But I just can't
It isn't in my bloodIt isn't in my blood
It isn't in my blood
I need somebody now
It isn't in my blood
I need somebody now
It isn't in my blood
In My Blood(イン・マイ・ブラッド)歌詞和訳
助けてくれ 壁が崩れ落ちてくるようだ時々 諦めたくなるけど
どうしてもできないんだ
僕はそういう性分じゃないんだ
*
バスルームの床に寝ころんで 何も考えずに
参ってるんだ 不安なんだよ だから与えてくれ
僕の気持ちを静かに休める何かを
一杯お酒を飲めば 気分はよくなる
彼女を家に連れてけば 気分はよくなる
自分に言い聞かせ続けてるんだ よくなるって
でもこの先 本当にそうなのかな?
*
助けてくれ 壁が崩れ落ちてくるようだ
時々 諦めたくなる
どんな強い薬も効かない
誰かに助けてほしい
すごく不快なんだ
時々 諦めたくなるけど
どうしてもできないんだ
*
それは僕の性分じゃない
そういう血は 僕の中に流れてないんだよ
*
また電話を見て 不安に襲われてるんだ
もう一度 独りになるのが怖い こんなのは嫌だ
落ち着かせる方法を探そうとしてるけど 呼吸もできない
誰かいないだろうか…
*
サビ繰り返し
和訳のチェックポイント(単語・文法など)
以下、和訳のチェックポイントをまとめておく。まず
Help me, it's like the walls are caving in単語は助けてくれ 壁が崩れ落ちてくるようだ
Sometimes I feel like giving up
時々 諦めたくなるけど
But I just can't
どうしてもできないんだ
It isn't in my blood
僕はそういう性分じゃないんだ
- like「~のようだ」
- cave in「崩れ落ちる」
- feel like~ing「~したい気がする」
- in one's blood「(性格・資質が)血筋である、(人)の体に染みついている」
どうしようもない閉塞感・絶望を覚えてもすべてを投げ捨てて諦めることができない。
それが僕という人間の生まれながらの性分なんだ、という意。
Laying on the bathroom floor, feeling nothing単語はバスルームの床に寝ころんで 何も考えずに
I'm overwhelmed and insecure, give me something
参ってるんだ 不安なんだよ だから与えてくれ
I could take to ease my mind slowly
僕の気持ちを静かに休める何かを
Just have a drink and you'll feel better
一杯お酒を飲めば 気分はよくなる
Just take her home and you'll feel better
彼女を家に連れてけば 気分はよくなる
Keep telling me that it gets better
自分に言い聞かせ続けてるんだ 良くなるさって
Does it ever?
でもこの先 本当にそうなのかな?
- overwhelmed「圧倒される」」
- ease「和らげる、楽にする」
- keep ~ing「~し続ける」
「Does it ever(get better)?」は、あまりの苦しさに自分に言い聞かせてる言葉が信じられずに疑問を抱いている。
No medicine is strong enough「十分な強さの薬がない」つまり、どんな薬を飲んでも一向に良くならないということ。どんな強い薬も効かない
Someone help me
誰かに助けてほしい
I'm crawling in my skin
すごく不快なんだ
「I'm crawling in my skin」は、こちらを参考に「非常に不快」という意で訳した。
I'm looking through my phone again, feeling anxious単語はまた電話に目を通して 不安に襲われてるんだ
Afraid to be alone again, I hate this
もう一度 独りになるのが怖い こんなのは嫌だ
I'm trying to find a way to chill, can't breathe, oh
落ち着かせる方法を探そうとしてるけど 呼吸もできない
Is there somebody who could
誰かいないだろうか…
- look through「目を通す」
- anxious「不安」
- afraid「恐れる」
- try to「~しようとする」
- chill「落ち着く」
- breathe「呼吸する」
「また電話に目を通して不安になる」という表現は、ショーン・メンデスがSNSに抱くネガティブな印象に起因した表現といえる。
彼はインタビューで
48時間前、ずっと消耗し続けてたんだ、ただ人が僕についてSNSで何て言ってるのかを読んでるだけで。と答えていたこともあるらしい。
追い詰められている自分を救ってくれる誰かを真剣に探しているという内容。
和訳した感想
ということで今回はShawn Mendes(ショーン・メンデス)の- In My Blood(イン・マイ・ブラッド)
を和訳しました。
この曲はショーン・メンデス自身の心の弱さを、初めて歌詞の中で真剣に表現した曲のようで個人的な思い入れも強いそうです。
世界中にファンを抱える彼ではありますが、この曲の制作時点でまだ20歳という若さです。
色々と不安定な年ごろでもあると思います。
が、今後も素敵な曲を作り続けてほしいですね。
そしてこの曲も、ショーン・メンデスの代表曲として今後も多くの人に聞かれ続ける一曲になるのではないでしょうか。