『ソリテアー』カーペンターズ 歌詞和訳|『Solitaire』Carpenters

今回は、カーペンターズ(Carpenters)の

  • ソリテアー(Solitaire)

の歌詞を和訳したいと思います。

「Solitaire」は一人で行うカードゲームや盤上ゲームの総称です。

カードゲームの「ソリティア」を知っている人も多いと思います。

「solitary(孤独な)」という単語もありますが、対戦相手がいなくても独りで楽しめるゲームなので「Solitaire(ソリティア)」という名前なんですね。

歌詞の内容も、孤独な男が一人でトランプに興じているというものになります。

目次

カーペンターズ(Carpenters)とは?

カーペンターズ(Carpenters)とは、アメリカ出身の兄妹ポップ・デュオである。

兄のリチャード・カーペンターが楽器を担当し、ボーカルを妹のカレン・カーペンターが務めた。

ロック全盛の1970年代に大きな成功を収め、アルバム・シングルの総売上枚数は1億枚を上回るといわれている。

1983年のカレンの死により活動を終えた。

(彼女の死因が拒食症に起因する心停止だったことから、摂食障害の危険性が広く認知されるようになったともいわれえれている)

代表曲として「遥かなる影」「イエスタデイ・ワンス・モア」「青春の輝き」など。

ソリテアー(Solitaire)という曲

ソリテアー(Solitaire)は、1975年にリリースされたカーペンターズのシングル曲。

ニール・セダカとフィリップ・コーディによって制作され、1973年にザ・サーチャーズ (The Searchers)のシングル曲としてリリースもされている。

ソリテアー(Solitaire)の歌詞

There was a man, a lonely man
Who lost his love through his indifference
A heart that cared, that went unchecked
Until it died in his silence

And solitaire’s the only game in town
And every road that takes him, takes him down
And by himself, it’s easy to pretend
He’ll never love again

And keeping to himself he plays the game
Without her love it always ends the same
While life goes on around him everywhere
He’s playing solitaire

A little hope, goes up in smoke
Just how it goes, goes without saying
There was a man, a lonely man
Who would command the hand he’s playing

And solitare’s the only game in town
And every road that takes him, takes him down
And by himself it’s easy to pretend
He’ll never love again

And keeping to himself he plays the game
Without her love it always ends the same
While life goes on around him everywhere
He’s playing solitaire

And solitare’s the only game in town
And every road that takes him, takes him down
While life goes on around him everywhere
He’s playing solitaire

ソリテアー(Solitaire)の歌詞和訳

一人の男がいた

無関心さゆえに 愛を失った孤独な男

気遣う心は 見過ごされた

沈黙の中に消え去るまで

一人で切るトランプが 町で唯一の遊び

行く道すべてが 彼を打ち負かす

自分ひとりで こう振舞うのは簡単だ

もう二度と誰かを愛することはない、と

自分の殻に引きこもり 彼はゲームをする

彼女の愛がなければ 結末はいつも同じ

人生は続く 彼の周りなら何処だって

それでも彼はトランプで一人遊び

小さな望みは 煙となり消えていく

ただ流れるよう 無言のままに

一人の男がいた 

トランプの手札しか自由にできない孤独な男

一人で切るトランプが 町で唯一の遊び

行く道すべてが 彼を打ち負かす

自分ひとりで こう振舞うのは簡単だ

もう二度と誰かを愛することはない、と

自分の殻に引きこもり 彼はゲームをする

彼女の愛がなければ 結末はいつも同じ

人生は続く 彼の周りなら何処だって

それでも彼はトランプで一人遊び

自分の殻に引きこもり 彼はゲームをする

彼女の愛がなければ 結末はいつも同じ

人生は続く 彼の周りなら何処だって

それでも彼はトランプで一人遊び

和訳のチェックポイント(単語・文法の解説)

以下、和訳のチェックポイントをまとめておく。

まず

There was a man, a lonely man

一人の男がいた
Who lost his love through his indifference

無関心さゆえに 愛を失った孤独な男

A heart that cared, that went unchecked

気遣う心は 見過ごされた

Until it died in his silence

沈黙の中に消え去るまで

最初は

  • a lonely man(who lost his love through his indifference)

という具合に「who」以下が関係詞で「孤独な男」を修飾している。

  • indifference「無関心」

という意味。

  • go unchecked「野放し状態」
  • silence「沈黙」

その昔、彼を気遣う(おそらく彼女)の心があったが、それすら沈黙(=無関心という無視)によって殺してしまった(=失ってしまった)ということ。

And solitaire’s the only game in town

一人で切るトランプが 町で唯一の遊び

And every road that takes him, takes him down

行く道すべてが 彼を打ち負かす

And by himself, it’s easy to pretend

自分ひとりで こう振舞うのは簡単だ

He’ll never love again

もう二度と誰かを愛することはない、と

「solitaire」は

1人で遊ぶことが可能なカードゲームや盤上ゲームの総称

である。

人に溢れる街(town)にいても、孤独な彼ができるのは「solitaire」だけということ。

  • take 人 down「人を打ち負かす」
  • pretend「フリをする」

「it’s easy」の「it」は形式主語で内容は「to pretend」以下になる。

傍に誰もいない常なる孤独の状態で「もう誰も愛さない」フリをする(=強がる)のは(欺く相手もいないので)簡単だということ。

And keeping to himself he plays the game

自分の殻に引きこもり 彼はゲームをする

Without her love it always ends the same

彼女の愛がなければ 結末はいつも同じ

While life goes on around him everywhere

人生は続く 彼の周りなら何処だって

He’s playing solitaire

それでも彼はトランプで一人遊び

単語は

  • keep to oneself「自分の殻に閉じこもる」

である。

「while」は「逆説(~だが)」の意である。

彼以外の周りの人生が目まぐるしく動いていても、彼は自分の殻に引きこもり、ただ一人でトランプをしている様。

A little hope, goes up in smoke

小さな望みは 煙となり消えていく

Just how it goes, goes without saying

ただ流れるよう 無言のままに

There was a man, a lonely man

一人の男がいた 

Who would command the hand he’s playing

トランプの手札しか自由にできない孤独な男

「how it goes」は「それがどうなるか」という意。

似たような表現に「how things go(ことの成り行き)」という言葉もあるが、ただ流れのままに変容していく様を表していると考えた。

  • command「支配する」
  • hand「(トランプの)もち札」

である。

孤独な男は、自分の手の中のトランプしか意のままに動かすことができないという流れ。

和訳した感想

ということで今回は、カーペンターズ(Carpenters)の

  • ソリテアー(Solitaire)

の歌詞を和訳しました。

実はカーペンターズの曲の中では、あまり印象に残っていなかったのですが和訳すると、こんな曲だったのかという新鮮さを覚えました。

一人でトランプをしている男の様子が、孤独の象徴になっている。

どこか暗いんですが、しめっとした感じがない。

彼が佇む部屋の窓からはキラキラと都会の灯りが光っている様が浮かんでくるような歌詞だな、と感じました。

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