『The Man』Taylor Swift 歌詞和訳|『ザ・マン』テイラー・スウィフト

今回は、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の

  • The Man(ザ・マン)

の歌詞を和訳したいと思います。

  • もし自分が男なら…

というテーマで、世間で当たり前とされてる男尊女卑を皮肉る歌になります。

恋多き女として世間からバッシングされることの多かったテイラーは、特に思うところ沢山あるだろうなと感じるものがあります。

その他、MVの内容も含めて共感できる女性も多い内容となっている一曲です。

目次

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)って?

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)はアメリカン合衆国のシンガーソングライター。

1989年12月13日生まれ。

2006年(17歳)でアルバム『Taylor Swift』をリリース。

翌年の2007年、3枚目のシングル「Our Song」が大ヒットを記録、カントリーチャートで6週連続1位を記録した。

2008年には、セカンド・アルバム『Fearless』をリリース。

1週間で59万2000枚売り上げ、2009年の全米でトップセールスアルバムとなった。

実体験を基にしたリアルな曲は、多くの女性ファンを魅了し、今もなお世界中のファンに愛されているアーティストの1人。

The Man(ザ・マン)という曲

テイラー・スウィフトの2019年にリリースされた7枚目のアルバム「Lover」に収録されている楽曲の1つ。

2019年にシングルリリースされている。

The Man(ザ・マン)の歌詞

I would be complex
I would be cool
They’d say I played the field before
I found someone to commit to
And that would be okay
For me to do
Every conquest I had made
Would make me more of a boss to you

I’d be a fearless leader
I’d be an alpha type
When everyone believes ya
What’s that like?

I’m so sick of running
As fast as I can
Wondering if I’d get there quicker
If I was a man
And I’m so sick of them
Coming at me again
‘Cause if I was a man
Then I’d be the man
I’d be the man
I’d be the man

They’d say I hustled
Put in the work
They wouldn’t shake their heads
And question how much of this I deserve
What I was wearing, if I was rude
Could all be separated from my good ideas and power moves
And we would toast to me, oh, let the players play
I’d be just like Leo, in Saint-Tropez

I’m so sick of running
As fast as I can
Wondering if I’d get there quicker
If I was a man
And I’m so sick of them
Coming at me again
‘Cause if I was a man
Then I’d be the man
I’d be the man
I’d be the man

What’s it like to brag about raking in dollars
And getting bitches and models?
And it’s all good if you’re bad
And it’s okay if you’re mad

If I was out flashin’ my dollas
I’d be a bitch, not a baller
They’d paint me out to be bad
So it’s okay that I’m mad

I’m so sick of running
As fast as I can
Wondering if I’d get there quicker
If I was a man (you know that)
And I’m so sick of them
Coming at me again (coming at me again)
‘Cause if I was a man (if I was man)
Then I’d be the man (then I’d be the man)

I’m so sick of running
As fast as I can (as fast as I can)
Wondering if I’d get there quicker
If I was a man (hey!)

And I’m so sick of them
Coming at me again (coming at me again!)
‘Cause if I was a man (if I was man)
Then I’d be the man
I’d be the man
I’d be the man (oh)
I’d be the man (yeah)
I’d be the man (I’d be the man)

The Man(ザ・マン)の歌詞和訳

私はやり手で

イケてて

運命の相手を見つけるまで沢山の女と付き合っていた

なんて皆に言われるのよ

で、特に問題もないわ

口説き落とした相手が全員 私をさらにスゴイ男にするから

恐れ知らずのリーダーになるわ

野心的な性格ね

全員が信じてくれるって

どんな感じかしら?

全力疾走するのは ウンザリだわ

もっと早くたどり着けたのかしら 私が男なら

また攻撃してくる人にも ウンザリなの

だってもし私が男性なら

男として生きられる

男として

男として

私がテキパキ仕事に打ち込んでるって 皆が言うわ

首を横には振らないし 儲けすぎだなんて言わないでしょう

もし服装が 無作法でも

優れたアイディアや権力は、別として考えてもらえるでしょう

それから私に乾杯するわ

まあ 遊び人は好きにさせようって

まさにサントロペ島のレオみたいな感じね

サビ繰り返し

長者番付とか

尻軽女やモデルと付き合うの自慢するってどんな感じ?

性悪でも全部うまくいく

ブチ切れても大丈夫よ

もし私がお金を見せびらかしたら

尻軽女って言われるわね 成功者じゃないの

皆が私を悪い女って塗りつぶす

まあ当然よね 私が怒るのも

サビ繰り返し

和訳チェックポイント(単語の意味・文法など)

以下、和訳のチェックポイントをまとめておく。

この曲は「もし私が男性だったら…」という前提で始まるので

I would be complex

私はやり手で

I would be cool

イケてて

They’d say I played the field before

I found someone to commit to

運命の相手を見つけるまで沢山の女と付き合っていた

なんて皆に言われるのよ

といった下線部の「would」は、以下すべて仮定法で捉える。

単語の

  • complex「複雑な」

な日本語だとネガティブな意味をもつかもしれないが、英語でパーソナリティを指す場合はむしろポジティブな評価となることを加味した。

  • play the field「大勢の異性と交際する」
  • commit to「~にささげる」

となる。

Every conquest I had made

口説き落とした相手が全員

Would make me more of a boss to you

私をさらにスゴイ男にするから

単語は

  • conquest「異性のくどき落とし」
  • more of「いっそう」

「boss」は「カッコいい」「一流」といったプラスの意をもつことを意識して訳した。

男性は、沢山の美女と浮名を流すことで大衆から一目置かれる。

反対に女性は、異性・同性両方からバッシングを受けて揶揄の対象とされるという違い。

I’d be a fearless leader

恐れ知らずのリーダーになるわ

I’d be an alpha type

野心的な性格ね

When everyone believes ya

全員が信じてくれるって

What’s that like?

どんな感じかしら?

単語は

  • fearless「大胆不敵な」
  • alpha male「群れを支配する雄」

男性の場合は、プラスにとられる自分の性質を上げている。

女性の場合は、真逆(柔和で優しく被支配的)であることが望まれるので反感を買い、男性のように信頼を得るのは難しいということ。

サビは

I’m so sick of running

As fast as I can

全力疾走するのは ウンザリだわ

Wondering if I’d get there quicker

もっと早くたどり着けたのかしら 私が男なら

単語は

  • sick of「~にうんざりする」
  • as ~as S can「できるだけ~」
  • wonder if「~かと思う」

男性と女性では、身体的な差異から

  • 走るという行為

を行った際にどうしても同じ速さで走ることができない(という生まれながらの足枷)を表現しつつ、女性というジェンダーが社会的に成功しにくいことの揶揄にもなっている。

Then I’d be the man

だってもし私が男性なら

I’d be the man

男として生きられる

「男性」という性を生まれ持っていれば「男」というジェンダーに沿って(そこら辺の男より)

  • より”男らしい”男として生きたのに

という内容で捉えた。

They’d say I hustled

Put in the work

私がテキパキ仕事に打ち込んでるって 皆が言うわ

They wouldn’t shake their heads

首を横には振らないし

And question how much of this I deserve

儲けすぎだなんて言わないでしょう

単語は

  • hustle「てきぱきやる」
  • Put in the work「仕事に打ち込む」
  • shake their heads「首を横に振る」

自分が男性なら、精力的に仕事をすることに誰も反対はしない。

ハッキリと意見を言っても反対されず、お金を稼ぐことも好意的に受け取られるという意味。

What I was wearing, if I was rude

もし服装が 無作法でも

Could all be separated from my good ideas and power moves

優れたアイディアや権力は、別として考えてもらえるでしょう

And we would toast to me, oh, let the players play

それから私に乾杯するわ

まあ 遊び人は好きにさせようって

単語は

  • rude「無作法」
  • separated「分けられる」
  • power moves(=こちらを参照
  • toast「乾杯する」
  • player「遊び人」

である。

服装に決まりが多く、それらを容易に人格や能力と結び付けられやすい女性と男性の違いを指す。

多くの異性と遊ぶことは問題視されず

I’d be just like Leo, in Saint-Tropez

まさにサントロペ島のレオみたいな感じね

若い女の子を侍らせて島でバカンスしていたレオナルド・ディカプリオのように、自分も世間から叩かれることはないだろうという意。

What’s it like to brag about raking in dollars

And getting bitches and models?

長者番付とか

尻軽女やモデルと付き合うの自慢するってどんな感じ?

単語は

  • brag「自慢する」

となり、自慢の内容は「ranking~」と「getting~」の2つと考えて訳した。

言うまでもなく男性なら自慢の対象となる収入と異性交流その他諸々は、女性にとってはバッシングの対象となるので

If I was out flashin’ my dollas

もし私がお金を見せびらかしたら

I’d be a bitch, not a baller

尻軽女って言われるわね 成功者じゃないの

They’d paint me out to be bad

皆が私を悪い女って塗りつぶす

So it’s okay that I’m mad

まあ当然よね 私が怒るのも

と歌が続いている。

和訳した感想

ということで今回の記事ではTaylor Swift(テイラー・スウィフト)の

  • The Man(ザ・マン)

を和訳してみました。

MVに登場する男性も実はテイラーが演じているのも面白いです。

映像の最後には、男性が座ることの多いディレクター席に彼女が座って

もっとセクシーに愛想よく お願いね

と、演技に全く関係のない(女性がよく受ける)指導を行うというオチも良いですね。

こういう曲を書くと

  • テイラーが成功したのは女性だから

つまり「女だからうまくいった」みたいなこと言う人もいそうで、そういうのをひっくるめてブチ切れてるんでしょうね。

男性の場合は、成功したら「性別」は要因に一切含まれません。

すべてはその人の「能力」として純粋に評価される世界です。

女性はどこまでも「女」という性別が付きまといます。

さらにいえば男性にとって望ましい「女」になることが善である、と当たり前のように刷り込まれて成長していく感じ。

社会が提示する「素敵な女性」のロールモデルを生まれたころから洗脳されるように疑いなく信じて、そこに向かって無意識に努力して。

それがどんなに男性優位に歪んでる基準でも、社会的に「正解」って提示されてる世界だから疑問を感じるのも難しい。

だから女性によっても、男女のダブルスタンダードに全く気づけない人、気づいてあえて賛同の異を唱える人、自分はひたすら我慢してるから反する女性が許せない人、「何かがおかしい」と声を上げて戦い続けてる人、色々な立場が出てきて団結するのも困難になります。

控えめに、ホラーみたいな世界です。

自分の能力に自信がある女性は、年齢を重ねた時の方が「女」というラベルが取れて「人間」として生きやすくなるのではとも思います。

脱線してしまいましたがテイラーは作詞作曲能力も高く、男性でも音楽で成功していたと思います。

今とは全く違う方向性かもしれませんが。

何よりすごく負けん気強そうな野心家なので…

テイラーのように社会的に成功している女性ほど思うところは多い気がします。

男性らしさというものに縛られて苦しんでいる男性も多いんでしょうし、固定概念や他者の評価抜きで誰もがより自分らしく生きれる社会になれば、と願うばかりです。

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