『Your Song』Elton John 歌詞和訳|『僕の歌は君の歌』エルトン・ジョン

今回は、Elton John(エルトン・ジョン)の

  • Your Song(僕の歌は君の歌)

の歌詞を和訳します。

印象的なメロディーで一度聴いたら、忘れられない人も多いのではないでしょうか。

シンプルな曲ですが歌詞も含めてすごく素敵なラブソングなので、ぜひ英語の意味をかみしめなら聴いてみてください。

目次

Elton John(エルトン・ジョン)とは?

Elton John(エルトン・ジョン)は、イギリスのミュージシャン、シンガーソングライター。

1969年にソロ・デビューし、翌年1970年に『僕の歌は君の歌」でヒットする。

作曲は自身によるものだが、作詞に関してはデビュー以降バーニー・トーピンが担当している。

70年代の全盛期を追えて、80年代後半から90年代前半にかけては楽物依存症やアルコールで苦しむ日々を送っていた。

が、依存症を乗り越えて90年代後半には映画『ライオン・キング』のサントラなど多くの仕事で成功している。

グラミー賞は5回受賞、34回ノミネーションされている。

Your Song(僕の歌は君の歌)という曲

Your Song(僕の歌は君の歌)は、1970年に発表されたエルトン・ジョンの楽曲。

作曲はエルトン・ジョン、作詞はバーニー・トーピンが務める。

彼らが一緒に暮らしていたころ作りだめしていた曲の一部であり、エルトン・ジョンはバーニーの詩にインスピレーションを受けて、わずか10分間で作曲したという。

リヴィングに持っていって、ピアノに座って一読したんだ。美しい歌詞だったし、良すぎて台無しにしないようにしなければと思った。

インスピレーションが凄く湧いて、いっきに曲書き上げてバーニーを呼んだんだよ。二人とも聴いた時に気がついていたと思う、これは成功に向かって進んでいる確信があった。

とエルトン・ジョンは後に回想する

作曲者としてもお気に入りの曲で、また作詞者のバーニーも「それ以来すばらしいラブソングを書いていない」と発言している。

Your Song(僕の歌は君の歌)の歌詞

It’s a little bit funny, this feeling inside
I’m not one of those who can easily hide, I
Don’t have much money but boy, if I did
I’d buy a big house where we both could live

If I was a sculptor but then again, no
Or a man who makes potions in a traveling show
Oh, I know it’s not much but it’s the best I can do
My gift is my song
And this one’s for you

And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it’s done
I hope you don’t mind
I hope you don’t mind
That I put down in words
How wonderful life is while you’re in the world

I sat on the roof and kicked up the moss
Well, a few of the verses, well, they’ve got me quite cross
But the sun’s been quite kind
While I wrote this song
It’s for people like you that
Keep it turned on

So excuse me forgetting
But these things, I do
You see, I’ve forgotten
If they’re green or they’re blue
Anyway, the thing is, what I really mean
Yours are the sweetest eyes I’ve ever seen

And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but
Now that it’s done
I hope you don’t mind
I hope you don’t mind
That I put down in words
How wonderful life is while you’re in the world
I hope you don’t mind
I hope you don’t mind
That I put down in words
How wonderful life is while you’re in the world

Your Song(僕の歌は君の歌)の歌詞和訳

なんだか少し変なんだ 心にあるこの気持ちは

僕は隠し事ができる人間じゃないし

金持ちでもない でももしそうなら

僕たちが一緒に暮らせる大きな家を買うよ

もし僕が彫刻家なら…

いや そうじゃない 違うな

もし色々な場所を巡り渡る 魔法の薬売りだったら…

わかってるよ 大したものじゃない でもこれが精一杯

贈るのは歌 この曲は君のための歌

皆に言えるさ

これは君の歌だって

すごくシンプルかもしれないけど もう出来上がったよ

迷惑じゃないといいな

受け取ってくれるといいな

僕がこの言葉に込めた想いを

人生はなんて素晴らしい 君がこの世界にいるだけで

屋根の上に座って 苔を蹴落としていたんだ

そう いくつか歌詞があまりに気に入らなくて

でも太陽がずっと優しかったんだ

僕がこの曲を書いている間

ずっと聴いてくれる君みたいな人に捧げた歌なんだ

それから忘れっぽくてごめん でもこういうことあるんだ

ほら 今も緑か青なのか思い出せないし

いやとにかく 僕が本当に言いたいのは

君の瞳が今まで見たなかで一番きれいだってことなんだ

皆に言えるさ

これは君の歌だって

すごくシンプルかもしれないけど もう出来上がったよ

迷惑じゃないといいな

受け取ってくれるといいな

僕が口にして留める思いを

人生はなんて素晴らしい 君がこの世界にいるだけで

迷惑じゃないといいな

受け取ってくれるといいな

僕がこの言葉に込めた想いを

人生はなんて素晴らしい 君がこの世界にいるのなら

和訳のチェックポイント(単語・文法の解説)

以下、和訳のチェックポイントをまとめておく。

まず

It’s a little bit funny, this feeling inside

なんだか少し変なんだ 心にあるこの気持ちは

I’m not one of those who can easily hide, I

僕は隠し事ができる人間じゃないし

Don’t have much money but boy, if I did

金持ちでもない でももしそうなら

I’d buy a big house where we both could live

僕たちが一緒に暮らせる大きな家を買うよ

単語は

  • a little bit「少し」
  • funny「可笑しい、変な」
  • those who「~な人々」
  • hide「隠す」

である。

下線部の過去形は、仮定法「もし~なら…する」を表している。

冒頭で自分の気持ちを「a little bit funny(少し可笑しい、変)」と表現している点から、今からラブソングを歌うことへの照れ隠しや恋に不慣れで実直な人物像が見え隠れする。

同様に「隠し事も苦手」でお金があったら宝石を送るといった発想ではなく「家(=生涯を共にできる場所)を買う」という発想からも、不器用ながらも誠実な男性像がうかがえる。

If I was a sculptor but then again, no

もし僕が彫刻家なら…

いや そうじゃない 違うな

Or a man who makes potions in a traveling show

もし色々な場所を巡り渡る 魔法の薬売りだったら…

単語は

  • sculptor「彫刻家」
  • but then again「(前言を修正して)でもよく考えてみれば」
  • potion「魔法の薬、霊薬など」
  • traveling show「巡業公演」

で、下線部の過去形は「仮定法」である。

「自分が金持ちだったら…」と空想した流れで「彫刻家だったら…(芸術作品をプレゼントできるのかな)」など妄想しているようだが「but the again no」と前言撤回している。

つまり「いや…こっちの方が素敵だな」というニュアンスで

Or a man who makes potions in a traveling show

もし色々な場所を巡り渡る 魔法の薬売りだったら…

と想像を膨らませているという流れ。

「makes potions」は普通の薬ではなく、特別な見世物としての水薬を指している。

つまり特別なショーを見せて人々を楽しませるような人間だったら、もっと君をよろこばせることができるかもしれないのにというニュアンス。

でも自分は「(売れない)シンガーソングライター」なので

Oh, I know it’s not much but it’s the best I can do

わかってるよ 大したものじゃない でもこれが精一杯

My gift is my song

贈るのは歌 

And this one’s for you

この曲は君のための歌

自分にできる(君を喜ばせて愛を伝えるための手段は)歌を贈ることしかないんだ、という流れ。

そしてサビは

And you can tell everybody this is your song

皆に言えるさ これは君の歌だって

It may be quite simple but now that it’s done

すごくシンプルかもしれないけど もう出来上がったよ

I hope you don’t mind

迷惑じゃないといいな

I hope you don’t mind

受け取ってくれるといいな

「It may be quite simple but now that it’s done」の「it」は、この曲のことを指す。

すごくシンプルな曲だけど(今まさに歌ってるし)もうこれで完成(=僕の気持ちは変わらない)という意。

また

I hope you don’t mind

迷惑じゃないといいな

I hope you don’t mind

受け取ってくれるといいな

はなるべく原文のままに、2度目で少し内容を補足した。

自分の気持ちを気恥しくも歌にしながら(その気持ちを受け取る)彼女の負担にならないか懸念している。

この点にも歌い手の控えめながら思いやりの深い人物像が見える。

「you don’t mind」と彼が願ってる内容は「that」以下

That I put down in words

僕が口にして留める思いを

How wonderful life is while you’re in the world

人生はなんて素晴らしい 君がこの世界にいるのなら

単語は

  • put down「書き留める」
  • in words「言葉で、口に出して」
  • How 形 名 V「なんて~だ」(感嘆)

である。

歌にして「(書き)留めた」思いを「歌うことで(口にする)」と解釈した。

2番の歌詞は

I sat on the roof and kicked up the moss

屋根の上に座って 苔を蹴落としていたんだ

Well, a few of the verses, well, they’ve got me quite cross

そう いくつか歌詞があまりに気に入らなくて

But the sun’s been quite kind

でも太陽がずっと優しかったんだ

While I wrote this song

僕がこの曲を書いている間

It’s for people like you that
Keep it turned on

ずっと聴いてくれる君みたいな人に捧げた歌なんだ

単語は

  • moss「苔」
  • verse「歌詞」
  • get 人 形(人を~の状態にする)
  • cross「イライラした」
  • like「~みたいな」

である。

「they’ve got me quite cross」の「they」はその前にある「verses(歌詞)」で「cross」は形容詞で「イライラしている」という状態を指す。

この曲を屋根の上で書いていたとき、なかなかうまくいかずにイライラしたときもあった。

が、上から太陽の光があたたかく見守ってくれていたということ。

It’s for people like you that keep it turned on」の「it」は前文の「this song」と考えて「turned on」は曲がかかっている状態を「keep(~し続ける)つまり「気に入ってずっとこの曲を聞いてくれる人」と解釈した。

So excuse me forgetting

それから忘れっぽくてごめん 

But these things, I do

でもこういうことあるんだ

You see, I’ve forgotten
If they’re green or they’re blue

ほら 今も緑か青なのか思い出せないし

Anyway, the thing is, what I really mean

いやとにかく 僕が本当に言いたいのは

Yours are the sweetest eyes I’ve ever seen

君の瞳が今まで見たなかで一番きれいだってことなんだ

単語は

  • excuse me「失礼しました」
  • if「~かどうか(名詞節)」
  • anyway「とにかく」

である。

自分の欠点を挙げて、彼女に謝っている流れ。

「blue」「green」は「eyes(瞳)」の色を指しているので、人の目の色を思い出すことができない(=そういうことに無頓着で忘れがちな性格)を表している。

この一文からも、彼が女性の細かい部分に気が付くような性格ではないことがわかる。

そういった自分の無骨さを認めながら、それでも(瞳の色など含めて他にも忘れてしまうことが多く、きっと君がガッカリすることもあるかもしれないけど)今まで見た誰の瞳よりも君の瞳が美しいと本気で思ってるんだよ、という愛のメッセージ。

和訳した感想

ということで今回は、Your Song(僕の歌は君の歌)の

  • Your Song(僕の歌は君の歌)

の歌詞を和訳しました。

いや~~~~めちゃくちゃ素敵なラブソングですね!

元々好きな曲ではありましたが、和訳してみて改めて「Your Song」好きになりました。

シンプルな曲ではありますが、無駄がなくてストレートに心に響く。

かつ

  • 歌詞から見える男性像

から、この曲が誠実で愛に満ちていることを喚起させる歌詞になっていて、素晴らしいなと感じました。

ちなみにこの曲ではありませんが、同じくイギリス出身シンガーソングライターであるエド・シーランの曲「Castle on the Hill」の中にも、エルトン・ジョンの楽曲名が出てきたのを思い出しました。

なんとなくエド・シーランの歌詞にも通じるもの(不器用ながらも誠実に恋人を愛してるロマンティックな男性像)がある気もしますよね。

後のアーティストにも、多大な影響を与えているエルトン・ジョンの代表曲。

改めて、素晴らしい一曲だなと感動しました。

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