今回の記事では、ABBA(アバ)の曲の1つ
- Dancing Queen(ダンシング・クイーン)
タイトルの意味は
- ダンスの女王様
ABBA(アバ)の代表曲として、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ABBA(アバ)とは?
ABBA(アバ)は、ストックホルムで結成されたスウェーデンのポップ・グループ。1974~1982年という8年間で、驚異的なセールスを記録。
解散後も、世界的に知名度が高く、その人気は今なお根強い。
1992年にリリースされた「アバ・ゴールド/グレーテスト・ヒッツ」はこれまでに全世界で2,800万枚を超えるセールス記録している。
また、日本は世界唯一ファン投票によるベスト盤リリースが許された国で、2014年に『ABBA 40/40~ベスト・セレクション』もリリースされている。
Dancing Queen(ダンシング・クイーン)という曲
Dancing Queen(ダンシング・クイーン)とは、1976年にリリースされたABBAのシングル曲。世界13か国で1位となり、全世界で300万枚、日本で50万枚を売り上げた。
Dancing Queen(ダンシング・クイーン)の歌詞
Ooh
You can dance
You can jive
Having the time of your life
Ooh, see that girl
Watch that scene
Digging the dancing queenFriday night and the lights are low
Looking out for a place to go
Where they play the right music
Getting in the swing
You come to look for a king
Anybody could be that guy
Night is young and the music's high
With a bit of rock music
Everything is fine
You're in the mood for a dance
And when you get the chanceYou are the dancing queen
Young and sweet
Only seventeen
Dancing queen
Feel the beat from the tambourine, oh yeah
You can dance
You can jive
Having the time of your life
Ooh, see that girl
Watch that scene
Digging the dancing queenYou're a teaser, you turn 'em on
Leave 'em burning and then you're gone
Looking out for another
Anyone will do
You're in the mood for a dance
And when you get the chanceYou are the dancing queen
Young and sweet
Only seventeen
Dancing queen
Feel the beat from the tambourine, oh yeah
You can dance
You can jive
Having the time of your life
Ooh, see that girl
Watch that scene
Digging the dancing queen
Digging the dancing queen
Dancing Queen(ダンシング・クイーン)の歌詞和訳
踊れるわよ音楽に合わせてスイングできる
一生に一度の楽しい時間を過ごしながら
あの娘をご覧なさい
あの舞台を見て
ダンスの女王を楽しみ尽くすのよ
*
金曜の夜 灯りが消えていく
行くべき場所を探してるのよ
そこでは相応しい音楽を演奏してる スイングに参加するのよ
あなたも来るのよ 王様を探しにね
誰もが王様になり得るわ
夜は始まったばかり 音楽も盛り上がる
あと少しロックが流れれば
すべては順調ね
踊りたい気分になってるのね
チャンスがあれば…
*
あなたはダンスの女王様
若くて可愛らしい
たったの17歳
ダンシング・クイーンなのよ
感じて タンバリンのビートを
*
踊れるわよ
音楽に合わせてスイングするの
一生に一度の楽しい時間を過ごしながら
あの娘をご覧なさい
あの舞台を見て
ダンスの女王を楽しみ尽くすのよ
*
あなたは小悪魔 彼らをその気にしてるわ
燃え上がった彼らを放置して 行ってしまうの
探してるの 別の誰かを
踊りたい気分になってるのね
チャンスがあれば…
*
あなたはダンスの女王様
若くて可愛らしい
たったの17歳
ダンシング・クイーンなのよ
感じて タンバリンのビートを
*
踊れるわよ
音楽に合わせてスイングするの
一生に一度の楽しい時間を過ごしながら
あの娘をご覧なさい
あの舞台を見て
ダンスの女王に憧れて
ダンスの女王を目指すのよ
和訳チェックポイント(単語の意味・文法など)
以下、和訳のチェックポイントをまとめておくまず
You can dance単語は踊れるわよ
You can jive
音楽に合わせてスイングできる
Having the time of your life
一生に一度の楽しい時間を過ごしながら
Ooh, see that girl
ほら あの娘をご覧なさい
Watch that scene
あの舞台を見て
- jive「スイングに合わせて踊る」
- have the time of one's life「一生に一度の楽しい思いをする」
- scene「場面、舞台」
Digging the dancing queenに関しては「Dig in」とされてる歌詞もあるが「Digging」の間違いであり、1960~70年代に流行ったスラングの1つ。ダンスの女王を楽しみ尽くすのよ
「掘る」の意ではなく、何かを
- 楽しむ
- 憧れる
- 称賛する
ダンスの女王の姿にキラキラとした憧れの目を向けながら、その姿を楽しむといった様を表す。
Friday night and the lights are low単語は金曜の夜 灯りが消えていく
Looking out for a place to go
行くべき場所を探してるのよ
Where they play the right music
そこでは相応しい音楽を演奏してる
Getting in the swing
スイングに参加するのよ
- look out for「~を探す」
- right「正しい、ふさわしい」
- get in「参加する」
多くの人が寝る時間に、音楽が鳴っている場所(=クラブのようなところ)を探してるという流れ。
You come to look for a king単語はあなたも来るのよ 王様を探しにね
Anybody could be that guy
誰もが王様になり得るわ
Night is young and the music's high
夜は始まったばかり 音楽も盛り上がる
With a bit of rock music
あと少しロックが流れれば
Everything is fine
すべては順調ね
You're in the mood for a dance
踊りたい気分になってるのね
And when you get the chance
チャンスがあれば…
- look for「探す」
- young「若い(=始まったばかり)」
- a bit「少しの」
- in the mood「~しようという気になって」
王様と結ばれれば、女王様になれる。
だが、あなたは既に女王様(の素質がある)ため、誰でも王様になり得るということ。
そして機会があれば
You are the dancing queenあなたはダンスの女王なのよ。あなたはダンスの女王様
Young and sweet
若くて可愛らしい
Only seventeen
たったの17歳
Dancing queen
ダンシング・クイーンなのよ
Feel the beat from the tambourine, oh yeah
感じて タンバリンのビートを
憧れのあの娘のように、トップに立つ、そういう女なのよ…という流れ。
You're a teaser, you turn 'em on単語はあなたは小悪魔 彼らをその気にしてるわ
Leave 'em burning and then you're gone
燃え上がった彼らを放置して 行ってしまうの
Looking out for another
Anyone will do
探してるの 別の誰かを
You're in the mood for a dance
踊りたい気分になってるのね
And when you get the chance
チャンスがあれば…
- a teaser「男をじらす女」
- turn on「興奮させる、性的に刺激させる」
- leave「去る」
- burning「燃え上がった」
和訳してみた感想
ということで、今回はABBA(アバ)の名曲- Dancing Queen(ダンシング・クイーン)
中学生の頃に劇団四季「マンマミーア」を見て感動してから、ABBAの曲をヘビロテしてた記憶があります。
ただ、大人になって和訳してみて意外にも
- こんな歌詞だったのか…
「マンマミーア」の和訳でも書いたんですが、男性が書く(そして女性が歌ってる)歌詞って内容が少し不自然なんですよね…時代の影響もあると思いますが。
なんていうかキラキラ女性向け雑誌だけど、実は編集した人全員オッサンだろなって気づいちゃう感じでしょうか…(辛辣)
この歌詞も、あんまりいい気分しませんでした。
ダンシング・クイーンは17歳の若さで「a teaser」なんて…ただの男の願望みたいな。
そういう点でやはり70年代というか、時代を感じるものがありました。
ABBAの曲は好きですけどね。